【小論文の書き方】

「小論文の書き方がわからない」「小論文を書いたことがない」などの声を聴くことがよくあります。小論文は、相手を納得させる論理の展開が必要な構成で書きます。

小論文の書き方

それには、5つのステップがあるので、それに沿って書くと相手が納得して良い小論文になります。

ステップ1:課題文を読む

まず課題文をよく読んで、設問の内容を理解します。そして、何を答えたら良いのかを理解しておきます。出題者の意図をしっかり読み取り、設問に答えておく準備をすることが大切です。

ステップ2:構成を練る

設問に対して、自分の考えを導き出すために、出題者の主張に対して自分の考えと異なる部分、賛同する部分、納得する部分にメモや下線を引いておきます。そのテーマについての具体的な例、背景などを考えてみる。理由や自分の意見を簡単にまとめてみる。

ステップ3:構成をする

ステップ2で決めたテーマに対する自分の意見を述べる。そのテーマについての具体的な例、背景などを示し、論理を展開していく。

ステップ4:文をまとめる

構成が決まってある程度文章の流れが決まったら、考えながら文章に肉づけをしていきます。できるだけわかりやすい表現で書くことを心がけてください。

では、例を示しながら解説していきます。

【例文】テーマは「日本の少子高齢化についてあなたの考えを述べて解決策を示しなさい。」ということにします。

1.出生率について、都道府県で比較をしてみます。出生率の低い都道府県についての問題点をあげます。

  出生率が一番低いのは、東京都で一番高いのは沖縄県である。

2.東京都の問題

  待機児童の問題、育児の問題、子どもの教育費の問題などの例をあげて、具体的に書いていきます。

  ①この時に自分の意見を書きます。

  ②2つめの論の展開には、①と重ならないようにします。

3.最後は結論を書きます。結論は問題に対する答えを書きます。

  子育てを母親にだけに任せない女性が参加できる社会の実現と教育費や養育費を補助して家庭の負担を減らす。

  小論文の構成は、序論と結論が伝えたいことです。本論はその証拠を示します。序論=結論になります。

  

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
嚶鳴進学塾は、総合型選抜に強い小論文対策を実施しています。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

総合型選抜の小論文で大学合格を目指している方で嚶鳴進学塾の小論文対策についてもっと知りたい方は以下をクリックしてください。
【嚶鳴進学塾公式HP】https://s-oumeishingakujuku.com/