小論文が苦手な人に向けて、まとまりのある小論文を書くポイントをお伝え致します。
最初にお断りをさせて頂きますが、小論文が苦手な人向けの初歩的な内容です。
みなさんは「起承転結」と言葉を知っていると思いますが、小論文の基本は、この「起承転結」に基づいて書きます。しかし、小論文が苦手な人が「起承転結」の「転」を書くと混乱してしまう場合があるので、小論文が苦手な人は、「転」を書かないほうが、まとまりのある小論文になります。「転」とは何かと言うと「反論」のことです。
具体例を挙げて説明します。
テーマは、「受験生に恋愛は必要か」についてです。
この場合は、「結」=結論が考えましょう。
起
承
転
結:受験生でも恋愛は必要だ
この場合は、「受験生でも恋愛は必要だ」と言う結論にしたいので、
「起」の問題提起は、
起:受験生に恋愛は必要なのだろうか
承
転
結:受験生でも恋愛は必要だ
そして、結論に繋がる理由や根拠を書きます。
この場合ですと、
起:受験生に恋愛は必要なのだろうか
承:一緒に目標に向かって頑張れる存在は必要
転
結:受験生でも恋愛は必要だ
「転」の反論を書くのは、この後なのですが、この起承結の部分だけでも論が通っております。
ここに小論文が苦手な人は「転」の反論を入れてしまうと、自分自身が混乱してしまいます。例えば「LINEが頻繁に来て勉強の邪魔になる」や「デートをする時間がなく喧嘩が多くなった」等を入れてしまうと、どちらも一理あるので、論が乱れます。
小論文で大切なことは、意見の一貫性です。小論文に慣れてきたら、「転」を用いて小論文を展開して頂きたいのですが、まずは一貫性のある文章を書くように心掛けましょう。
再度、申し上げますが、こちらは小論文が苦手な人の初歩的な心構えです。
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