【志願理由書について】
1.「志願理由書」
2.「志願理由書を書く前にやっておくこと」
3.「志願理由書のポイント」
4.「志望動機を書く時のポイント」
5.「志望理由の書き方」
1.志望理由書は、総合型選抜、学校推薦型選抜、を受験する際に、「大学志望の理由=その大学に行きたい理由・動機」を書いた書類です。(大学によっては、エントリーシート・自己推薦書とも言います。)
この志望理由書は、一次選考(書類審査)の判断基準、面接試験でも使用されます。そのため、志望理由書の内容はとても重要になります。
そこで、志望する大学の願書や募集要項を取り寄せて、調べて見てください。
2.「志願理由書を書く前にやっておくこと」
大学の募集要項をよく読んで、志望大学・学部の特徴について、時間をかけて調べなおします。「その大学に行きたい理由」「その大学で何を学びたいのか」「その大学で何を学びたいのか」「どんな学校生活を送りたいか」「どんな社会人になりたいか」「将来、大学で学んだことをどのように生かしたいのか」をもう一度しっかり考えておきます。
3.「志願理由書のポイント」
志望理由書には、例えば、「高校時代に何をやってきたのか」「この学校で何を学びたいのか」「社会に出てこの学校で学んだことをどう生かしていくのか」をよく聞かれます。
具体的には
1.高校時代の部活動について
2.高校時代の勉強について
3. 勉強や部活以外にしてきたこと
4.興味・関心について
5.これまでの経験について
6.卒業後に就きたい職業について
7.卒業後の社会との関わり方について
などです。
4.「志望動機を書く時のポイント」
① 志望動機を明確に具体的に書く
志望理由の例
私は貴学の社会福祉学科への入学を希望します。貴学の理論を基軸とする実践を通しての学びは、人の役に立つ貴学の理念にもある通り、社会の役に立つ人材となることができると考えているからです。貴学への入学後、しっかりと理論を学んで、実践を通して社会福祉を学び、研究して行きたいと考えています。
私は、高校の頃に、放課後ディサービスで学習支援のスタッフとして働いた経験があります。学習障害を抱えた中学の生徒さんたちは、普通高校への進学の道を切り開くのに様々な障害があります。例えば、支援級では中学の内申点が付かないので、高校の資料としては成り立たないのです。だから、高校進学が難しくなります。そうした生徒さんと関わっていく中で、半数以上が合格して普通科に進学することができました。そうすると、その生徒さんの可能性がどんどん広がっていきます。大学に進学する可能性もあります。私は、この経験で、誰もが一人の人間として、可能性を見つけ、将来の道を切り開いていくことの大切さを学びました。そしてそのような活動に喜びを感じました。貴学では、ゼミとカリュキュラムが充実し、さらに実践もできる環境が整っています。理論と実践を通して自分自身も成長し、その結果、社会に貢献できる人間になることができると思います。
以上により、私は貴学の社会福祉学科への入学を希望します。そして、先にも述べたように、ゼミでの理論と実践を通して、発達障害を持つ子どもたちのサポートをしていきたいと考えています。
② 「大学の特徴」「大学のカリュキュラム」「教授の研究分野」「学生の学問などの取り組」なども調べます。
③ オープンキャンパスで詳しい話を聞く。
実際にオープンキャンパスに行って、大学の雰囲気を肌で感じることも重要です。機会を作って、教授、学生さんたちと話してみるのも新しい魅力を発見することができます。
④ 卒業生の就職先を調べる
自分の希望する大学の学生さんたちの就職先を調べることで、自分が将来就きたい職業があるかどうかの可能性を確認できます。
5.「志望理由の書き方」
① 学校側の見る視点
将来の目標が明確 大学での目的意識が明確 人柄が良いなど
② 字数は大学・学部で指定されています。
400〜800字が多い。
③ 書き方は自由です。
次のように構成すると良いです。
第1部 志望理由
私は、〜のために貴学を志望する
第2部 志望のきっかけ
そのきっかけは〜
第3部 2部の内容を深掘りする
それを実現するためには、貴学でのゼミを通しての学びが必要だ。
第4部 まとめ
以上により、私は貴学への入学を希望します。
志望理由書の概略はこんなところです。しっかり準備をしていきましょう。
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