早稲田大学スポーツ科学部の3つのポリシーについて
ディプロマ・ポリシー
(卒業認定・学位授与に関する方針)
早稲田大学の総合性・独創性を生かし、体系的な教育課程と、全学的な教育環境と学生生活環境のもとに、多様な学問・文化・言語・価値観の交流を育み、地球社会に主体的に貢献できる人材を育成する。
スポーツ科学部においては、健康増進や「生活の質」の向上を目的としたスポーツ振興やスポーツ関連ビジネスをマネジメントできる人材の育成、スポーツ教育カリキュラムの開発ならびに高度な知識と実践力を有した教員の養成といった≪社会的なニーズ≫に応えるとともに、競技力向上のための方策の開発と教育、競技スポーツや生涯スポーツのあらゆる場面におけるスポーツ外傷・障害の予防やコンディショニングの指導ができる人材の育成といった≪スポーツニーズ≫、スポーツに関わる諸科学を研鑚して、変動する時代におけるスポーツのあり方や価値を適切に提言できる研究者の育成という≪アカデミックニーズ≫に応えることができる人材を養成する。
カリキュラム・ポリシー
(教育課程の編成・実施の方針)
スポーツに関連する幅広い教養を身につけ、学生の目的・興味に応じた適切な学習を行うことができるように教育課程を編成するという基本的な考え方に立ち、1年次には英語や情報処理を含めた基礎的な学習能力やコミュニケーション能力の養成に努めるとともに、グローバルエデュケーションセンター設置科目などの教養的な学科目を履修することを奨励し、各自の学習目標と大まかな進路について熟慮させた上で、2年次にコースを選定させる。また、専門科目の履修に関しても、多様な学科目の中から各自の学習目標を達成するために最適な履修が可能となるように、必修となるコア科目を最小限に抑制して学生の選択の自由度を高めるように配慮しながら、必修科目である2年次後半から4年次までの演習や卒業研究によって専門性を高める。
アドミッション・ポリシー
(入学者受入方針)
早稲田大学では、『学問の独立』の教育理念のもとで、一定の高い基礎学力を持ち、かつ知的好奇心が旺盛で、本学の理念である進取の精神に富む、勉学意欲の高い学生を、わが国をはじめ世界から多数迎え入れている。スポーツ科学部では、「一般選抜」をはじめとして「大学入学共通テスト利用入試」、「総合型選抜Ⅰ群(トップアスリート入試)」、「総合型選抜Ⅱ群(アスリート選抜入試)」、「総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入試)」等の多様な入試を実施している。これらの多様な入試形態を通して、スポーツマインドを持ちかつ学力に優れた受験生から高い競技力と学力を持つ受験生まで、多様な個性をもった学生を受け入れ、大学がより豊かで充実した学問の場となることを目指す。スポーツには「する」という関わり方だけではなく、「みる」、「ささえる」など様々な関わり方がある。本学部ではそのような幅広いスポーツ科学を真摯に探求し、スポーツの価値の向上やスポーツ科学の発展に大いに貢献できる人材を受け入れる。
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