blog_user001 国公立大の入試は、制度的にはどの大学でも大きな違いはありませんが、私立大の場合は大学毎に制度を策定するので、様々な入試制度があります。
その代表的なものを紹介して参ります。私立大の入試を分類すると、学校推薦型入試、総合型選抜と、一般入試とに分けられます。私立大の一般選抜は大学毎に個別試験で評価をする「個別試験方式」が中心です。入試科目を3教科とする大学がほとんどであるところが国公立大との大きな違いです。中には2教科のみであったり、特定の教科の配点を高くしたりする選抜方式もあります。
英語に、民間の資格・検定試験のスコアを活用できる大学も増えています。中には立教大のように、英語の個別試験を廃止し、民間の資格・検定試験のスコアなどを活用する大学も出ています。
出願の仕方にもバリエーションがあります。一般的に大学入試は、学部・学科毎に試験日が決まっていますが、試験日が複数回設定されるケースも増えてきています。
また、1回の出願・試験でふくすの学部や、その大学の全ての学部を志望できる「全学部入試」といった方式を用意する大学もあります。
バラエティ豊かな私立大学の一般選抜
【バラエティ豊かな私立大の一般選抜（後編）】一般選抜には、個別試験以外にも選抜方式があります。それは「共通テスト利用方式」です。
共通テスト利用入試とは、共通テストの点数によって、合否が決まる入試です。ほとんどの場合、大学独自の試験は行われません。
この共通テスト利用入試は、出願に必要な科目さえ受験しておけば複数の大学に出願できる利点がありますが、人気がある大学では倍率が高く、かなりの高得点を取っていないと合格できない事情もあります。
このように私立大では、様々な入試方式がバリエーション豊かに用意されています。どうしても行きたい大学、学部がある場合、受験チャンスが増えるとも言えます。
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