【小論文の採点法】

【小論文の採点法】

小論文の採点は、各大学により様々だと思いますが、一例を挙げさせて頂きます。
まず、1人で採点を行うわけではありません。もし1人の試験官が行う場合、内容によって評価の偏りが出てしむからです。

このような状態を避けるために、2〜3人で採点をします。2〜3人でどのように採点をするかと言うと、答案用紙をコピー(またはスキャン)します。このコピーには氏名が出ないよう、試験番号だけを載せてあります。このコピーされた答案を採点していくのです。

よく「極論」を小論文で書こうとする人がいます。小論文で書いてはいけません。なぜなら試験官が2〜3人いるからです。仮に1人からの評価が高くても、残りの試験官からの評価が低ければ点数が下がるからです。

よって小論文では極論を書くのではなく、「複数人に支持されそうなもの」を書くべきなのです。

では、具体的には採点をどのように行っているのでしょう。これも、各大学校により異なりますが、基本的には「平均点」を出す形です。

例えば、
試験官のA氏が100点、B氏が70点、C氏が50点を付けたとします。

 この場合、3人の平均点は73.3点です。

 こういう採点の方式の他にもいろんな方式があります。

しかし、複数人で採点をしていることには変わりありませんので、極論を書かないようと先程申し上げたのは、この方式があるからです。参考にして頂ければ幸いです。

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