学部によって、内容はかなり違います。
大学はどんな学部があるか知っておきましょう。
1 人文系
人文学部
文学部
文化学部
など
傾向:人間・文化・言語についてのテーマで、資料を読んで具体例を挙げて自分の意見を述べる傾向が多い。
2 社会学部系
社会学部
地域学部
社会福祉学部
総合政策学部
など
傾向:社会の様々な問題について出題される傾向が強い。例えば、情報社会・エネルギー問題・環境問題から、資料・グラフ・統計資料を使って出題される。
3 教育系
教育学部
教員養成学部
など
傾向:教育や子どもの成長・成長に伴う教育の関わりなどを資料を通して自分の教育者としての在り方・関わり方・具体的な授業と指導についてを問う傾向が多い。また、専門分野では、例えば、英語なら語学についての出題もある。
4 語学・国際系
外国語学部
国際学部
など
傾向:英語資料を読んで文化、異文化、言語についての出題が多い。英語の資料を読解する力をつけておく必要がある。
5 理工系
理学部
工学部
理工学部
都市環境学部
など
傾向:平易な資料を300文字から500文字程度で論述する傾向が多い。小論文のテーマが与えられて自分の意見を述べる論述もあるので、自分の考えをまとめておきたい。
6 医・歯・薬系
医学部
歯学部
薬学部
など
傾向:英語資料が出される傾向が高い。数学の計算などの基礎学力も必要である。英文を読む力、数学の計算力と自分の意見を述べる力が必要となる。
7 看護・医療系
看護学部
保険学部
など
傾向:資料は日本語だけではなく、英語の資料もある。大学受験に必要な英語力を身につけておく必要がある。テーマとしては、人間を中心に医療従事者として心構え、自分の関わりなどの自分の考えを中心に出題される傾向が多い。
8 経済・経営・商学部
経済学部
経営学部
商学部
など
傾向:経済・経営・商業と社会の関係や問題を問う傾向が多い。資料は、グラフや統計資料も多いので、しっかりとそれらを読む力をつけておくことも大切である。
9 農・水産学部
農学部
畜産学部
水産学部
獣医学部
など
傾向:資料を読み解いて論述する傾向がほとんどである。グラフなども出題される。テーマとしては、食について、環境について、農業の活性化についてなどが多くみられる。それらを論理的に説明できる力が必要となる。
10 法・政治学部
法学部
総合政策学部
など
傾向:時事問題を志望学部に関わるテーマと関連させて論述させるものが多い。また、法について、民主主義についての自分の意見を述べる傾向も増えている。
11 生活科学系
生活科学部
家政学部
健康学部
など
傾向:衣食住の分野で出題される傾向が多い。具体的な事例を読み取り、それについての自分の考えと解決策を述べるということが求められる。
このように学部・学科によって出題の傾向が違います。
自分がどの学部を志望するのかを決めて対策を立てることが必要です。
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