リクルート進学総研が、
「高校生の進路選択に関する調査~進学センサス2022」
を発表ました!
調査結果はこちらです。
↓
その結果は、
昭和の時代で受験を経験した親御さんの
従来の大学受験・進学のイメージから、
すでにかけ離れているという実態を示しています!
①第1志望校への進学者は68.3%。7割が第一志望に受かっている。
②年内入試合格での進学者は47.0%(7.9%増)、
年明け入試層は47.1%(9.8ポイント減少)で、ほぼ同じ割合。
「年内入試」とは推薦のことです。
一般入試と推薦入試の割合が1:1になったのです。
この2つから見えるのは、
今の高校生は、
一般入試での挑戦をせず(挑戦して推薦を選択する子もいますが)、
年内に推薦で合格を勝ち取っている子が、
ほぼ半数ぐらいになったということです。
栃木県においては、
宇都宮高校の生徒さんが、
今年は約80名ほど浪人をしております。
東大等を目指しているのでしょう。
また、上位高校ほど一般入試での合格を、
良いものとしておりますが、
その中で、顔色が悪くなっている高校生が、
多数いることも事実です。
だからこそ、
嚶鳴進学塾では総合型選抜入試や、
指定校推薦を進めているのです。
ただし、両方とも学力は必要です。
学校長推薦も、
県立高校と私立高校は指定校を多数持っておりますが、
必ずしも自分の行きたい大学に行けるわけではないことを、
知っておいてください。
すでに大学は全入時代に入り、
大学生は「大学受験という厳しい競争を勝ち抜いた試練を超えた人」とまだ思っていたら、
それはもはや昭和の記憶であり、
親御さんの意識のアップデートが必要です。
この「調査結果全体報告書」をざっとみても
面白い点がたくさん出てきます。
一つだけ書きますとと、
最後の「大学に進学することのメリット(良さ)は、
どのようなところにあると思いますか」の質問に対しての答えが、
2011年からずっと「将来の選択肢が広がる」が1位だったのが3位に落ち、
今年はじめて「少なくともどこかに就職できる可能性が高くなる」が1位、
「自分の目指す仕事・職種につける」が2位となりました。
大学がますます、
「就職予備校」という意識で
進路選択されていることを如実に示されました。
大学は高等教育であり、
研究やリベラルアーツとしての存在感を高めねばならないところが、
現実はますます逆になっているように思います。
だから、大学選びが「行ける大学」になっているのです。
誤解のないように言いますが、
かつてのような一般入試で厳しい競争のほうがいい、
ということを言いたいのではありません。
小中高までの教育において、
学びの探究心や挑戦心を、
どのようなかたちで育て、
それを自然なかたちで、
大学教育や就職の選択へと意思決定できるプロセスの支援が、
まだ不十分だと言うことを認識して、
嚶鳴進学塾の総合型選抜入試対策講座の
肝にしたいと思います。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
嚶鳴進学塾は、総合型選抜に強い小論文対策を実施しています。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
総合型選抜の小論文で大学合格を目指している方で嚶鳴進学塾の小論文対策についてもっと知りたい方は以下をクリックしてください。
【嚶鳴進学塾公式HP】https://s-oumeishingakujuku.com/